簡単!費用も時間もかからない少額訴訟

少額訴訟のメリットについて

判決が出る前に解決する方法


少額のお金を巡って訴訟を起こした場合、判決まで行かないことがしばしばありま

 

す。判決を出す代わりに、当事者同士の話し合いによって裁判に終止符を打つも

 

ので、これを和解と呼びます。

 
裁判の場合は往々にして、どちらが勝つかはっきりしない場合もありますし、原告

 

に有利な判決が出た場合でも、判決を待って強制執行をかけるよりは、当事者同

 

士で話し合ってことを進める方が、むしろ回収できる確率が高いこともあります。

 

それというのも、強制執行を行うには別途費用がかかるからです。本来の請求金

 

額が少ないうえに請求金額が少ないとなれば、原告にしてみればかなりのデメリッ

 

トとなります。ならば話し合いに持ち込んで、分割払いなどを提示した方が、返済

 

してくれる可能性が高くなることもあります。話し合いによって決まった内容は調書

 

としてまとめられます。この調書は法的効力が強いため、調書の取り決めに相手

 

が従わない場合には、この調書を債務名義として強制執行に踏み切ることが可能

 

です。

 
とはいっても、話し合いで解決しない場合ももちろんあります。このような場合には、例外的な措置として、一定期間を置いたのちに再び話し合いの機会が設けられます。また、話し合いは裁判官から提示されることもあります。この時には、応じるか応じないかは当事者次第ということになります。